個サルチーム分けの妙

良くある個サルのチーム分け。

参加者で円陣を作り、3チームなら「1,2,3,1,2,3・・・」と順番に番号を割り振ります。この時、上手く並ぶと一緒のチームになるメンバーを選べます。

 

わかりやすい原則は「隣の人とは同じチームにならない」です。嫌な人の隣になればそいつとは別チームになるわけで、当然意図的にそうしてる人も。

ぶっちゃけ僕自身もやることががあります。だって自分含めて下手くそが2人いるチームになると明らかに戦力ダウンですからね。みんなが楽しくやるためにはチーム力の平準化が重要です。

 

言うまでもなく僕が避けられる対象になってることもあります。なんせおっさんで動きは良くないし何より上手くないのがまるわかりなんで。個人の実力がある程度見極めされた二回目のチーム変えになると、あからさまに参加者の意図が透けて見えて面白いですよ。間隔が空いてる場所があるにも関わらず狭い隙間にねじ込んで来たり。

 

特定の人と毎回隣になると「こいつ俺を避けてるのか?」と疑念が湧いてきます。たまたまかもしれませんけど何か嫌ですよね。なので僕はなんか忘れた振りして一度輪を抜けて戻ったり、最後の最後になってから輪に入る事も。そこまでしてるのにも関わらず毎度遠くから僕の隣に入って来る奴が・・・こういう輩はゲームで成敗するしかない!、と思って燃えています(燃えるだけ)。

工夫としては対象者の「隣の隣」になると避けつつも意識が和らぐ気がします。まあそれもバレバレですが。

 

ランダムって公平なようでそうでもない事が結構あります。戦力不均衡でずーっとやらされると本当にしんどいですよね。チーム内に諦めムードが漂いオナドリやロングシュート連発など個人プレーが出始めるあの感じ・・・。できる運営者はバランスをみて上手く入れ替えてくれる事もありますが、そういうのはレアケース。本当はもっと介入しても良いと思いますし、それをやれれば差別化できるのではないでしょうか。

僕が結構良いなと思ったのは事前に三つ程度のカテゴリーに分けてから番号振る方法。例えば「経験者、初心者、ど素人」や「20代、30代、40代&女性」など。上手さで分けるのはある程度常連が多くないと難しいかもしれません。でも、自己申告でもそこそこ上手く行くのではないでしょうか。

 

個サルのチーム分けは楽しさに直結する最も重要なポイントです。チームの巡り合わせで全てが決まると言っても過言ではない。ぜひ主催者はより良い方法を考え顧客の満足度を高めて欲しいです。