相手の顔を覚えてますか?
ある時気づいた事。
試合で戦った相手の顔が思い出せないのです。
マッチしたのはかなり上手い奴で、一対一でチンチンにされ僕の中では今までに無い程の屈辱的な負け。なのに顔を思い出せない・・・ でも、相手チームにいた付き添いの子の顔はしっかり覚えてました。なんせ可愛かったので!
あれ、つまりプレー中に相手の顔を見て無いってこと?
そうなんです。レベルの違う相手に対するディフェンスに精一杯で、そいつのフェイントに引っかからないようボールばかり見てました。そして見れば見るほど騙されて抜かれる悪循環。僕って素直というかバカというか、そりゃチンチンにされるのも当たり前ですよね。
ディフェンス指南書には「ボールばかり見ずに相手の目線を見て次のプレーを予測しろ」と重要事項として書いてあります。これってたぶん基礎中の基礎なんでしょうけど、素人おっさんの僕は自己流のため全然できてませんでした・・・
これをやる場合は、相手の顔だけガン見するのではなく、間接視野でボールや身体の向き等も把握しつつ次の動きを予測して自分の動き方を判断します。言うほど簡単なものではなく、身に付けるには日頃のトレーニングが必要ですね。
実際やってみると、なんとなく相手が次に何するか読めて来ます。読めたから即対応できるかというと難しいのですが・・・けど、こちらの動き出しが早くなる事は間違いありません。ちょっとだけプレッシャーを強める事ができ、結果、相手のミスを誘ったりプレーを遅らせる事につながるようです。もちろん上手くパスコース読んでインターセプト出来る事もあり、その場合はめちゃくちゃ嬉しいです。
こうなると敢えて行きたいほうに視線を向けないという方法も使えます。視線フェイントというやつ。ロナウジーニョとかやってますね。アマチュアレベルでも意外と使える事が分かりました。特に素人っぽさ丸出しの僕が見てる方向と違うほうに蹴ると誰もついて来れません! 効果抜群!
問題は味方も騙されてボールが繋がらない事かな・・・
当たり前ですが、味方との連携も視線を見ながらやるとスムーズです。
目は口ほどにものを言う。