裏個サル

裏個サル、とは何か。一時某掲示板で話題になっていた内容から、

「個サルに来てる人の中から、自分が楽しく蹴れそうな人のみを選び、声をかけて行う私的な個サル」

という定義ですかね。

これができるなら一番良いです。やはり個サルは色々な人が来るので合う合わないは当然あります。自分中心で適度なレベル感に揃えてやれたらきっと楽しいでしょう。

 

僕は素人おっさん故、裏個サルになんぞ呼ばれないのですが、いつもの個サルで裏個サルが行われていた事があり、その経緯を書いてみます。

 

ある日、個サルを予約しようとするといつものエンジョイクラス(18歳以上)がニコニコビギナークラスになっているじゃないですか。説明には「年齢制限なし。親子参加で楽しみましょう!」だと。子供と一緒は気を使うのでやだなぁと思いつつ、その週はそこしか行けなかったので参加する事に。現場には僕を含め常連のおっさん3人と普段あまり来ない若者が一人、そして親子連れが三組。ギリギリ5対5でしたが、子供への忖度プレーが必要でいつものようにできずつまらないゲームに。

不完全燃焼で帰ろうとしたところ、いつもエンジョイクラスに来てる常連が沢山現れました。どうも次の時間枠でやるらしい。そこにいた知り合いの若者に「今日はどうしたの?これから?」と聞いたらなんとも歯切れが悪い感じで「ええ、◯◯さんに声かけてもらいまして・・・」と裏個サルである事を教えてもらいました。

そういう事が二週続けてあり、僕は二、三週目は別な施設に行ったところニコニコビギナーは人が集まらず中止に。そして四週目には何故か以前のエンジョイクラスが復活しました。

裏個サル情報を教えてくれた若者に事情を聞くと、二週目、三週目では裏個サルメンバーが思ったより集まらず、普段の個サルより参加費が高くなってしまったそうです。そのため、参加者から不満が出て仕切り屋が意欲を無くし元に戻ったらしい。あと、時間も遅くなったのが良くなかったとか。

 

施設側からすると、個サルに加えて空きコート使ってくれるならそっちの方がいいんですよね。事前に常連から予約が入って急遽カテゴリー変更したのだろうけど、そこまで潜在顧客がいなかったということ。近くにもっと安い施設がある、あるいはもっと人数が沢山いたら違う結果になったのかもしれません。ただ、個サルは本来思い立ったら自由に参加できるのが魅力なので、自分が行かないと成り立たないなど、何か拘束される事が出てくると行く気が失せてしまうのもわかります。裏個サルの運営も難しいもんだと思いました。