個サルでのパス強度

先日の都内某個サル。普段見ない若者メンバーが多数参加していて、どうやら高校時代のサッカー部が集まった模様。みんなそれなりに上手い。

その中の一人がやたらと強いパスを出してくる。

個人的な感覚では、これまでそんな強さのパスを個サルで受けたことはほぼ無い。まれに狭いところにドンピシャ通して・・・みたいなケースはあるが、フリーでサイドに開いている時にインステップでシュートのごとく蹴るのはいかがなものか。最初はあまりの強さでトラップミスしてしまい相手ボールになる始末。

正直意味がわからない。パススピードが早い方が相手が対応しにくくなるので悪い事ではない。が、敵が揃っていてカウンターチャンスでもないし、寧ろちょいと緩めに出して相手を誘ったほうが良さそうな状況なわけで。受け手が下手と言われれば反論も難しいのだけど、何故そんなパス出すのか理解できなかった。

少し様子を見てると、そいつは結構テクがあり、人を選んでやっていた。部活仲間じゃない人には強めで、仲間に対しては普通。更に観察を続けると、どうも下手そうな人やメタボおっさん対しては強いパスを出してる事が判明した。そいつがアシストチャンスの時、ゴール前にボールを普通に送れば良いところ、ためにためてメチャクチャ早いボールを入れたりする。案の定、シューター（当然部活仲間じゃない人）はボールに届かずシュートチャンスが無駄に。そいつは悪びれもせず、むしろ触れないお前が悪いと言わんばかりの態度。

なんなんでしょうこれは。下手な人をおちょくってるように見えた。なにが気に食わないのでしょうか。こんなにつまらん事をする人間がいるとはびっくり。

ただ発見もあった。最初から強いの来ると思っていたら案外なんとかなるって事。だからOKとは思わないが、自分の技術で思ったより適応できたのは嬉しかった。